ついに書いてしまうのか・・・と、勿体なく思うほど、マウスキーが大好きな本である。
これを読んだのは、中学二年生の頃だった。
ちなみに、「北欧神話」の中でも、特にこの本が面白かった。
北欧神話に関係する、昔のヴァイキングなどが持っていた道具などの写真付き説明や、北欧神話の信仰についての解説をしながら神話のストーリーが語られているのである。
何がそんなに魅力なのかと言うと、やはりロキのキャラクターである。
ロキの小さな悪戯が、ちょっとした悪事になり、最後は国をつぶすための反逆者となるほどの大悪党に成長していく姿が面白いのである。
最後は何もかもなくなるが、再び再生するであろう・・と、いう、もの〇け姫的な終わり方をする。
多分、この本が特に訳もマウスキーの好みだったのだと思うが、ふとした時に「あのエピソードが読みたい」という、再読心も感じさせてくれる。
もちろん、今でも本棚に抱えている愛読書の一つである。
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