タイトルだけで思わず逃げ出したくなるほど、ロマンチックなタイトルである。
読んでみようと思ったきっかけは、ジョルジュ・サンドがどんな小説を書いていたのか、読んでみたかった、ただ、それだけの理由だ。
男装をしていただけに、男が書いたような話なのだろうか、と、いう事も気になった。
話のストーリーは、実はあまりよく覚えていないのだが、少女漫画っぽい話だったと思う。
田園の中で、女の子と男の子が恋愛によって色々成長していく話だったと思う。
他には、二人が仲良くしてたら嫉妬されるとか、そんな感じの事があったりしたと思う、確か。
でも、特に大事件が起こるというわけでもないし、惚れたはれたとか、愛で成長するとか、人間関係の事とか(田園小説なら、そういうのがメインか・・・)そんな感じだった。
時々、読んでいて、誰が、誰だったか分からなくなって、途中で幾度となく挫折しかけた事もあったが、何とか急ピッチで読破。
悲劇的な話ではなかったし、「田園小説って感じだ」と、爽やかな風が何となく吹いたような気がした。
大事件が起こらない恋愛ネタの話を、いかにマウスキーが理解出来ないのかを感じた小説だ。
そして、思った。
ジョルジュ・サンドはとても女性的な人だったのだな・・・まぁ、そうだろうな・・と。
何だか、納得したような気もした。
好奇心は満たされたので、再読はしませんでした。
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